T7-308SWエアコン故障&カーナビ故障&オイル消耗
 この夏の異常な暑さ故でしょうか、エアコンが効かなくなってしまいました。ディーラーで調べてもらったところこれは痛いコンプレッサーの故障!概算見積もり15万円!まだ308SWは乗り続けますから、修理を申し込みました。9月30日修理予定です。
 もう今月にも走行9万kmになるのでコンプレッサーの寿命かもしれませんが、実は一昨年、エバポレーターからのガス漏れあり(25万円!かけて修理済)コンプレッサーから異音がしていました。コンプレッサーはエアコンのガス自体を「潤滑油」にしているので、エアコンガスが抜けると痛むのですね。そのため寿命が縮んだのかもしれません。
※ちなみにT7・308のエアコンは日本のデンソー製。

 さらにカーナビが無反応になってしまいました。画面は映るし機械式のボタンは反応するのでタッチパネルの故障か。タッチパネルは2年前にDIYを交換したのですが、これも今年の異常な熱波で配線パターンが断線してしまったのかもしれません。部品を発注する予定です。

 あと・・・今日になって「Top up engine oil level」(エンジンオイルを補充してください)の警告が表示されました。以前からオイルが減るようになって3か月に一度ぐらい1L補充するペースになっています。昨年、オイルが漏れていたカムカバーのパッキンを交換したのですが、それでも減るってことは、どうやらピストンリングがすり減ってオイルが燃焼室内に入ってしまっている模様。こうなるとエンジンオーバーホールしないと直りません。
 とりあえずオイル継ぎ足しする予定。
プジョー308SW(T7)純正ワイパーのゴムだけ交換
 ワイパーゴムの中央あたりが切れてしまい、ワイパー動かす度にパチンパチンと大きな音がしまた吹き残しも出るようになってしまいました。本当はブレードごと交換したいのですが、ゴム以外に破損してる様子は無いので安価に済ませるためにゴムだけ交換にチャレンジします。

 先ず、ワイパーを立てた状態でブレードをアームから外します。T5~T7の307や308乗られている方ならワイパー立てる方法はご存じでしょうから割愛。ワイパーブレード留め具の真ん中に四角いポッチがあるので、これを指で押し込みながら引っ張るとワイパーブレードが抜けます。

 分解するには、両端のストッパーを外します。
 ストッパーはワイパー内部の2枚の金属板の穴に、ストッパーの突起が嵌ってロックされています。この金属板の隙間に小さなマイナスドライバーを差し込んで持ち上げ、留め具を引っ張ると外れます。
 硬いので、私は写真の矢印の部分にマイナスドライバーを差し込んでテコの要領でちょっとづつ捻り外しました。


 両端のストッパーが外れると全体が分解できます。2枚の金属板は固定されていて外れません(無理に外さないでください)。
 確認したところ、金属板の両端がちょっと錆びて表面のコーティングも浮いていました。ヤスリでそれらを除去し、気休め程度ですがブラックの塗料を吹いておきました。


 さてゴムですが、オートバックスで写真のものを買ってきました。何でも良いのですが、注意点は断面形状と幅です。写真を見てください。製品の幅は5.6mmで、純正のゴムは6mmでした。5~6mm辺りなら使えるようです。心配なら、外したゴムを持参してお店で確認頂ければと思います。


 折角の機会なので全体を清掃し表面を研磨剤で磨きまして、組み立てます。
 ここで2本の金属板の間に新しいワイパーゴムを挿んでいくのですがひと苦労。滑らないのです。CRC556でも吹こうかと思いましたがゴム製品に浸透力の高い油はご法度。そこでせっけん水を塗りたくって、ラジオペンチで押したり引いたりを数十回繰り返してどうにか挿入しました。


 出来上がりがこれ。左右とも施工しまして、車体にとりつけウォッシャー液出してワイパー作動。おお!「カクン、カクン」という静かなワイパー音に戻り、拭き残しも無くなりGood!!

308SW低圧ポンプのケーブル断線
 こちらは2020年9月のDIY修理です。
 突然、エンジンが始動しなくなってしまいました。スイッチを入れるとセルモーターが回り、数秒ブルブルン!と言ったもののそれ以降セルが回るだけでエンジンがかかりません。

 反応からしてガソリンが途切れたと仮説。
 この車には燃料ポンプが2つ備わっています。ひとつは燃料タンクからエンジンルームにガソリンを送る低圧ポンプ。もうひとつは直噴エンジンのため圧縮されたエンジン筒内に噴射する高圧ポンプ。これを点検します。
 低圧ポンプは後部座席を外してカーペットをめくると黒い蓋があるので、これを外すと見えます。実は以前この蓋を踏みぬいて割ってしまったことがあり、もしやそれが原因では?と考えていたのです。

 蓋を外してみると、ケーブルのひとつが断線しているように見えました。蓋の構造物部分がケーブルを踏みつけて傷つけてしまっていたようです。


 そこでコネクタを外して当該のケーブルをいったん切断し両方の被覆を剥いて、手元に余っていた電線を挿んではんだづけ。


 もとにもどし、エンジン再始動したところ・・・ちゃんとかかりました!ポンプ自体の故障で無くて良かった。
308SWウォッシャー液ジョイント劣化
 早速ですが、過去のマイカーメンテナンス歴を思い出しながら書き直してみます。先ずは2022年7月の、ウォッシャー液T字ジョイント破損のDIY修理です。

 製造から10年。ウォッシャー液が出ずボンネット裏がビチャビチャに・・・見たら水を分岐するT字のジョイントパイプが経年劣化で破断していました(写真①)。

 ジョイントの直径は5mm。ちょうど手元に直径5mmのアルミパイプがあったので、これを加工して作ります(写真②)。4mmのドリルで穴を開けてT字になるように接合。接合はエポキシ系接着剤でガチガチに固めました(写真③)。そのままだと接着の位置決めが難しいので、ダンボールを切り抜いて治具をつくり、テープで固定してからエポキシ接着剤を塗布しています。
 注意点として、3方向のパイプは、端をホースが入れやすいようにヤスリで丸めたのと、ホースが抜けにくいようにローレット加工のつもりで三角ヤスリを使ってギザギサを刻みました。

 組付けた様子が写真④。ウォッシャー液が正常に噴射します。これは応急処置のつもりで、別の用事でディーラーに行った際見てもらい、新品交換をお願いしたところ、「ぎむぎむさん、拝見しましたがしっかりしているのでこれで十分ですよ」とのこと。

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