G7広島サミットと中国中央アジアサミット
 昨日、G7広島サミットが始まりました。
 今回は最初に、初見の外国人なら誰もが泣くか、吐くか、途中でギブアップして退館するという原爆資料館を各国首脳で見学して被爆者の体験談を聞いてガツンとパンチを喰らわせて、さらに原爆戦没者慰霊碑に歴史上はじめてG7首脳全員で献花し、市長から説明を聞いた上で会議に入るという、今までのお祭りみたいなサミットとは違って凄く真摯な良い入り方だと思いました。
 特に、原爆慰霊碑に献花した直後、隣のマクロン大統領が岸田総理の肩を叩いて握手したのは、ものすごく良い絵。核兵器を持つフランスの首脳が、核兵器犠牲者の墓前で、核兵器廃絶を訴える岸田首相を労ったんだぜ。

 これに対して・・対抗して開かれたと言われる中国中央アジアサミット(私見だがG7対抗ではなく対ロシア包囲網だと思う)の入り方。初っ端、北朝鮮のアリラン祭と見紛うばかりの美女軍団のダンスなど派手でもの凄い規模の歓迎式典。下品にさえ思える。
 これ、こんな色モノ仕掛けで呼ばれた側は気持ちよくなって中国に有利な約束をホイホイしちゃうのか?馬鹿にされてると思わないのか?本当にそうなら呼ばれたCIS諸国の「程度」を疑うぜ。
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