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福島市内をぐるぐるとドライブした後、飯坂温泉の旅館で一泊しました。飯坂温泉はだんだんと寂れていくのがなんとも残念ですが、古びた、何の飾りっけも無い静かな旅館に居ると、心から落ち着くものです。これはこれでひとつの旅の楽しさではないかと。
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翌朝はかなーりの朝寝坊の後、飯坂温泉を出て、土湯を経由して会津へ向かいます。写真は土湯温泉の温泉街です。渋い雰囲気がなんともイイです。この真横左手(写ってはいません)の山の中へ入っていくと、無料の足湯があります。
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この後再びクルマを走らせて、土湯峠を越えます。峠は完全に雪道なので、安全運転厳守でね。
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磐梯山の麓にやってきました。国道からちょっと脇道に逸れて、田んぼの中の農道(?)らしい雪道を進みまして、真っ白なところを見つけました(というか、遠くに見えたので分け入った)。
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で、会津若松から鬼怒川方面に南下して、「大内宿」にやってきました。大内宿はこの写真のとおり、古い木造の民家がそのまま残されてひっそりと・・・していたはずなんですが・・・
ちょうど訪れた時は祭りの最中でした。だからかどうかわかりませんが、どの家屋もがなんらかの「お店」を出していて、さながら山の銀座通り状態(笑) オマケにラウドスピーカーで演歌を流すわ、利き酒大会とか開かれるわ、バスツアー客が大挙してやってきては利き酒大会用のお酒を飲み歩いて酔っ払って騒ぐわで・・・静かに訪ね歩くつもりで行ったのに、「何だこりゃ?」というのが感想。また、無理やり昔の姿を保とうとしているような気がします。
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と、文句を言っててもつまらないので、素直に散策を楽しむことにします。
これは決してヒトと同じサイズに拡大しているわけでなく(笑)もちろん空中に浮いてるわけでもなく、雪灯篭に乗っているところです。真っ白で何だかわかりませんが・・・ 雪がかなり降っていることがお分かりでしょうか??
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立ち寄ったお蕎麦屋さんでのひとコマ。他のお客さんと囲炉裏を囲んで、暖まりながら蕎麦をすすります。写真の黒い器が、ぎむぎむが頼んだ「水蕎麦」。南会津ではポピュラーで、ツユを使わず冷たい水だけで食べます。ツユを使わないのは、蕎麦本来の風味だけを味わいたいから。蕎麦の美味しさに自信がなければ出せません。
薬味は1本まるまる載っているネギ。これをかじりながら、蕎麦をすするのです。また器の大きさを横の割り箸と比較してください。実はかなり量があったりします(^^)
ちなみに横にあるお銚子は、カミさんのまーじが頼んだ蕎麦についてきたツユなので。酒じゃないよ、念のため。
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これは別のお蕎麦屋さんの軒先を拝借してのスナップ。ちょっと寒いけど、雪の降りしきる軒先というのも、なんだかノスタルジックな感じがありますよね。
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