長野・岐阜県境の乗鞍岳を走る「乗鞍スカイライン」と「乗鞍エコーライン」は、日本の道路最高所(標高2,715m)を走る素晴らしい道路です。真夏でも雪が多量に残り、空は群青色をしています(※「乗鞍岳と白骨温泉」参照)
自然保護のため、残念ながらマイカー乗り入れは今年(2002年)でおしまいとなりました。10月末には雪で閉鎖されるので、走り納めに行ってきました。
乗鞍高原国民休暇村ちかくにある、牛留池のほとりです。ちょっと霞んでいますが乗鞍岳が見えています。10月ですがすでに山頂は雪被ってます。
だいたい毎年10月末には雪が積もり始めてるんですが、遠目で見る限り、どうも多いような・・・
ちなみにこの近くには「熊に注意」の立て札があります。
というわけで上の写真のゲートをくぐり登って行くと・・・大雨。標高2,000mあたりから路肩に雪が見え始めました。
標高2,400mでは大雨が雹に。2,600mを超えると北側の斜面は銀世界になっていて、しかもなんと吹雪になってしまいました!!やばい!クルマは夏タイヤでチェーンも無いぞ!
2,700mの畳平に到着したところ慌てて閉鎖されるところで、係員がやってきて「折角来て頂いて申し訳ありません。大雪で閉鎖しますのでこのまますぐ下山してください!」とのこと(そして実際「乗鞍スカイライン」と「乗鞍エコーライン」は予定より早くこのまま冬期閉鎖=マイカー乗り入れ終了になりました)。
乗鞍マイカー乗り入れの、最後の最後の閉鎖のバタバタに期せずして立ち会うことになってしまいました。しかもどうやら一般車の最後が私。というわけで、さっと撮ったのがこの写真です。雪まみれです(ジェニーごめん・・・)。標高2,710m付近の畳平ですが、どこだか全くわかりませんね(^^;これがただ1枚の記念写真になってしまいました。