デニムショートパンツと綿シャツのコーディネート

 キャラクターシャツとショートパンツで、ボーイッシュなコーディネートを作りました。

 キャップ、シャツ、パンツ、ソックス、そしてバスケットシューズを作って合わせてみました。

シャツ

「とあるアニメ」(笑)のキャラクターシャツです。イラストは自作しまして、「布プリ」に印刷しました。型紙に合わせた位置にこれらキャラクターや色地が来るように調整しました。

 布プリの生地は木綿の織り布なので伸縮性がありません。このためちょっと大きめに作り、また着せたときの雰囲気が麻っぽいので、夏に良いかなと思います。

 型紙は下記に記載しました。特に注意点は無いと思いますが、袖を身ごろに縫い付ける際は曲線が逆のものを縫い合わせることになるため、ほんの微妙なズレでも大きく狂います。ボンドをごく少量つけて貼り合わせておくなど予め調整した上で縫うと良いでしょう。

シャツの型紙はこちら(A5サイズです)

パンツ

 ダイソーで端切れとして売られているデニム地でパンツを作りました。市販のジェニーやリカちゃん用のパンツは後ろが開いていてマジックテープで留めますが、それだとお尻側が格好良くないので、本物同様に前開きにしています。ジッパの代わりにマジックテープを使っていますが、お腹の部分でボタンで留めてベルトで絞めています。

 ベルトは「布プリ」で柄を印刷した布を貼り合わせ、金具部分はジュースのアルミ缶を切り出して加工したものです。

 パンツはちょっと複雑なので、少々解説をいたします。先ずは下記の型紙(ベルトと、ベルトを通す部分のループは含んでいません)を見てください。

ショートパンツ型紙(A5サイズです)

 ダイソーのデニム生地を、そのままでは染料が強くまた「風合い」も良くないので、タワシでゴシゴシ洗いまして陰干しにしたものを使います。型紙をシール紙にプリントアウトしてデニムの裏側から貼り付け裁断。その後、型紙の縫い代の部分を切り抜いて再度貼り付けた状態です。

 後ろ側の型紙を切り込んである部分はダーツですので、最初にここを縫っておきます。


 後ろの身ごろ左右を縫って連結します。左右を対称に縫うのではなく、図のように重ねて縫います(型紙で左側だけ縫い代が大きくなっているのはこのためです)。

 上から下まで全部縫ってしまっても良いのですが、そうすると後で作業性が悪くなるので、股下の数mmだけ残しておきます。


 パンツのお腹の部分と、お尻のポケットをボタンで止めるようにします。0.5mm厚の銅板と0.1mm厚のりん青銅板を使って、写真上側のパーツを作り、これをはんだ付けして下の形のものを作ります。ボタンの直径は3mmです。飛び出した部分があるのは加工するときの「持ち手」で、磨いた後で最後にカットします。


 ポケットとフラップ(ふた)を縫います。図のように、ここで縫う部分と縫わない部分があるので注意します。ポケットには先に作ったボタンを、フラップにはボタンホールをしつらえておきます(ボタンホールの縫い方は普通と同じです)。


 フラップ、ポケットの順に身ごろに縫い付けます。右が閉じた状態、左が開いた状態です。ポケットとしてちゃんと機能します。

 尚、身ごろのポケットの上の縫い目はダミーです。


 前側の身ごろに前ポケットの向こう布(ポケット奥側の部分)をとりつけ、それを後ろ側に連結させます。今回、前ポケットの布袋は省略しています。


 左右それぞれに折り返し部分をとりつけます。図のように、身ごろにとりつけてから折り曲げます。横と股下の2ケ所で上から縫って形を整えます。


 折り返しをとりつけたら、左右裾の部分を輪っかにして縫います。


 左右縫うとこんな感じです。

 写真がありませんが、身ごろ前側のジッパの部分にマジックテープを取り付け、またお腹の部分に先のボタンをつけてボタンホールを作って、締められるようにしています。それと、ベルトを通すループは幅2mmのテープを使っています。


 お尻側。このきれいなラインが出したかったので前開きにこだわりました。ただ、スーパーアクションジェニーは構造的にお尻がかなり小さくてパンツだけでこのふっくらした丸みは出ないので、種明かしですが、ダイソーのEVAスポンジで「ヒップパッド」を作って中に入れています。


バスケットシューズ

 コンバースふうのハイカットシューズを作りました。裏地は花柄にしてアクセントにしています。


 最初に、全体の構造と材料はこんなふうです。上の写真と見比べてください。本体(カット)とベロは下の型紙にある生地を裏表貼り合わせたもの。つま先のトウの部分はダイソーで売ってる手芸用の樹脂粘土、靴底と中敷きはやはりダイソーで売ってる工作用のEVAシートを熱湯でプレスしたもので間に強度のためボール紙を挟んでいます。靴底は中敷に比べひとまわり大きく、これら全体をテープでぐるっと包んでいます。


 型紙はこちらです。小さいのでA5サイズの用紙に2足分描いてます。表地と裏地は同じ形をしています。「底」「中敷き」がありますが、これらは上記したソールを作るときの型紙です。

バスケットシューズ(2足分あります)

 最初に「木型」を作っておきます。私は木材を削って、表面にペンキを塗って作りました。使いやすいように穴をあけ楊枝を刺してあります。木型は無くてもどうにかなりますが、つま先の部分だけはどうしても必要なので、割りばしを削るとか紙粘土を使うなどして作っておきます。


 この木型を使って、トウの部分を作ります。いろいろ材料を考えましたが、ダイソーの手芸用樹脂粘土を使いました。この粘土を木型に薄く盛って乾燥させて作ります(写真が無くてすみませんが)。

 ソールはダイソーの工作用EVAシートを使います。普通のスニーカーでもソールよく使われている素材なのでぴったり。ただそのままでは厚みがある(2mmぐらい)のと、目が粗いので、プレスしながら熱湯をかけます(アイロンは熱すぎるのでダメ!)。私は万力を持っているのでそれを使いました。台所の流しで、鍋に熱湯を入れてその重みでプレスしてもできます。注意点は、熱いままプレスをやめてしまうと元に戻ってしまうことです。水をかけて冷やしてからプレスを開きます。

 写真のものは木工用のヤスリを挟んでプレスしたものです。靴底に使いました。

★熱湯の扱いにはご注意ください


 本体とベロを縫います。表地と裏地を向かい合わせにして縫い、余分な縫い代を断ってひっくり返します。曲線の強い部分は縫い代に糸切挟みで何ケ所か切り込みを入れておくと良いでしょう。また、小さいので曲線の部分はひっくり返しにくく、爪楊枝などでツンツンしながら返します。


 本体のほうは、ひっくり返したら端から1mmの部分を縫って平たくします。そのほか、下記の部分は縫わなくても問題ありませんが、本物っぽく見せるため「飾り」として縫っておきます。

 紐を通すハトメですが、1.5mmほどの小さなものも通信販売などで売ってはいますが、販売単位が大量なのと専用の打ち具も要るので諦めました。穴の位置に表裏両方から瞬間接着剤を浸み込ませ、プラスチックのように固まったらΦ1mmのドリル(ピンバイス)で穴をあけて色をつけてそれっぽくしています。

 私のように上のほうで折って裏地を見せるようにする場合、この段階で折ってアイロンでくせをつけておきます。


 最後に、全部の部分を木工用ボンドで組み合わせます。つま先の裏側部分にベロを取り付けます。靴底はアウトソール(底)が少し大きめになっており、中敷きとの段差部分にベロとつま先を取り付け、後ろから包むように本体を取り付けます。これらが乾いたら、(すみません型紙に無いのですが)生地やEVAシートで幅4mmのテープを作っておき、靴底をぐるりと包みます。


 なお、靴紐はダイソーで売ってるリリアン用の糸を使いました。穴に通しずらいので、糸の先端に瞬間接着剤を浸み込ませて固めておき、斜めにカットしておくと良いです。


 


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