インナー制作Aショーツ改良

 前回製作したショーツでは脚ぐりが深くハイレグっぽかったので、浅くし、またもう少し飾りっ気を出すことにしました。




■ショーツを作る(Part2)

 採寸・型紙とりをやり直し。結果、縫いしろが無いとすると下記の形になりました(クリックするとPDFファイルが開きます)。

 図の赤線は紙で型どりしたもの。ただしこれだとお尻の丸みに対し腰が少し緩くなってしまいます。そこで布で作った場合の寸法が黒線です。

 背景は方眼紙で1mm刻み。印刷の拡大率などを調整頂いて、ショーツなどを制作される際の参考にしてください。

型紙

 とりあえず下記をご覧ください(クリックするとPDFファイルが開きます)。

 前回の試作品と同じで、紙おむつのような構造です。今回もまたマジックテープとして「メカニカルファスナー」を使う前提で身ごろのフロント側にテープのメスを、バック側にオスを縫いつけ、履かせるときはバック側からかぶせるように貼り合わせます。このときバック側のオスは、身ごろから「はみ出した」状態になります。身ごろ+テープでは厚くなってしまうため、ここは布の寸法を短くしてテープをわざとはみださせ、テープ自体を身ごろとしているのです。

裁断・縫製

 ポリエステル混紡の、肌着などに使われる生地が2m長で\500で売ってたので使います。裁断しますが、あまりに小さいので切り口が気になるほど。それに薄くてしかもクルクル丸まってしまい上手く切れません。そこで100円ショップでシール紙(剥がしやすいもの)を購入し、布をこれに貼り付けてシール紙ごとハサミで切っていきます。すると切り口が鋭く美しく裁断できます。またこの方法だと採寸はシール紙に描いたりプリントアウトして作ることができ、布にチャコペンで描かないのできれいなままという利点もあります。



 クロッチ部分を縫っていきます。一応、縫い目が内側に出ないよう(笑)にしてます(本当は4ピースに分けてひっくり返して縫う)。ステッチと言いたいところですが、このサイズでステッチを縫うとゴワゴワになってしまうので普通に縫っただけです。クロッチの幅が足りてないように見えますが、これは後で身ごろの縁を折り込んで縫い付けるためです。


 前回試作品ではショーツの裾回りなどは折り込んで縫っただけですが、今回は飾りとしてフリルをつけてみます。写真の上は手芸店で1m200円ぐらいで売ってるレーステープですが、そのいちばん端がちょうどよい感じだったので切り取ってみました。これを脚回りに縫い付けていきます。


 縫ってるところ。ちなみに最初ミシンでやってみましたが相手が小さすぎて手に負えず。そこで絹織物用の小さな針を買ってきまして手縫いです。糸はここではかなり細い#90のものを使用。約2mm間隔で縫っていきますが、見た目の美しさと丈夫さのため終点まで行ったら折り返して返し縫い(って言うのか?)。帰りは糸が逆に出るように最初の縫い目をルーペで確認しながら、逆に縫っていきます。

 なお以前は待ち針を使っていましたが、あまりに巨大で邪魔なだけなので、写真のとおりテープ(マスキングテープ)を待ち針の代わりにしています。


 裾回り手前側が最初に縫ったほう、向こう側は後から縫ったほう。後のほうでは縫い方を少し変え、手で持って縫うのでなく発泡スチロールの上に広げて針をひと刺しごとに垂直に差しひっくり返して抜く(ミシンのような縫い方)にしてみました。手間は3倍ぐらいかかりますが、仕上がりが全然違います(笑)


 この後、飛ばしてしまいますがメカニカルファスナーを縫い付け、その上からウェスト部分をやはり別のレーステープの切ったものを合わせて縫い付けで飾ります。尚、ウェスト部分は伸び縮みするため、糸にレジオンの#50のものを用いています。

 フロント側にもちょこっとレースと、少し大きめのリボンで飾り付け。ちなみにこのリボンは、サテンの生地を1.5mm幅に裁断し切り口を熱処理して焼き止めしたものを加工しています。

 履かせるとこんな感じ。


 前回よりは少しはカッコよくなったでしょうか?

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