津軽地方ドライブ&峠駅

[13年5月]

 八甲田山から青森市、竜飛岬と津軽地方をぐるっと巡ってきました。また岐路には山形・福島県境の峠駅遺構に立ち寄ってきました。ちなみに上の写真は青森港にかかるベイブリッジです(REALA ACE100、f16、開放90秒)

 (※R1年12月、峠駅など、写真をフィルムスキャンし直しの上で追加しました)



 弘前城です。すでにソメイヨシノは終わっていましたが、シダレザクラが満開でした。

 まだ「桜まつり」の期間中だったこともあり、しかも5月の連休ということもあってかなりの人出でした。そのため「人目をはばかって…」というわけにはいかず、かなり堂々と写真撮ってます(^^; でもちょっと天気が悪かったのが残念。


 これもひさびさのお気に入りスナップ。モデル撮影会などではよく使う富士写の「REALA ACE」を、今回彼女の撮影に使いました。やっぱりASA100はきれいですね。このすぐ後ろに女性の花見客が居まして、撮影風景を見て「コトバ失ったわ…」などと会話してました。どーだ、まいったか!?(^^;

 こういうアングル難しいですね。ちなみに一連の写真では彼女を三脚に乗せて撮影してます。

 弘前城でしばらく花見したあと、県内を北走します。

 青森ベイブリッジです。ホントはこの数分前まで青や緑の鮮やかなカクテルライトでライトアップされていたのですが、22:00で切れてしまいました(T_T) ちなみにカクテルライトが点灯している状態が、このページトップの写真です。それとこの写真の光源はクルマのライトを使っています。ちょっと明るすぎたかな。



 日付はかわって、竜飛岬です。これは有名な階段国道。

 こちらは灯台のさらに先にある海上自衛隊竜飛警備所。津軽海峡に睨みを効かせるレーダーサイトですね。

 割とお気に入りのショット(^_^) 岬の灯台は混雑してましたが、岬を望むこの場所は訪れる人も少なく、写真撮影に好都合でした。竜飛岬はいつでも暴風が吹き荒れており、これでも風がやんだ一瞬なのです。立たせるのに苦労しました。

 タネ明かしをしますと、前の写真では彼女の足元の板のスキマに割り箸をねじ込んで、それを彼女のぱんつの中に突っ込んでテープで固定し、割り箸が見えないように脚の後ろに隠すようにして立たせています(^^; 同時に右足は両面テープで板に固定してます。この写真でも実はテープでとめています。座らせてもひっくり返るほど風が強かったのです。

 同じく両面テープで固定してます。パンチラ状態ですが(汗)、このサイズのスカートも靡いてしまうほどほんとに風が強かったので、左手で裾をおさえているのはポーズでなくて、こうしないとスカートが風でめくれあがってしまうからです。

 竜飛岬にある、東北電力の風力発電所基地です。山の中に何基もの風車があって、ちょっとした観光スポットになっています。写真を撮ったこの場所は道路からはちょっと見えない場所で、しかもこのようにフレームに風車と岬がおさまる絶好の記念写真スポットでした。

 JR五能線の驫木(とどろき)駅にやってきました。海に面した駅ということで有名です。この駅舎は修繕される少し前ですが、ストーブの煙突が見えます。

 五能線にはこのように海岸に面している駅が多く、特に夕暮れ時などは列車待ちでもたいくつしないでしょうね。

 上と同じ場所から海側を見たところです。駅の雰囲気を出すために、あえて立て札を入れてみました。

 黄金崎という場所での夕陽です。ここに行くために険しい崖を下りてます(^^; たまたま船が通りがかったので、なんとも良い雰囲気になりました。

 前と同じ場所で、夕陽が沈む一歩手前です。



 さらに翌日、帰路途中で山形と福島の県境にある姥湯温泉桝形屋さんでお湯をいただいてきました。ここ急峻な谷のどんづまりでかなりの秘湯。至る道路は(2001年の時点で)舗装されていますが、急勾配を登るため途中スイッチバックが2ケ所あり!つまり前進→バック→前進→バックでジグザグに上るのです。道路でのスイッチバックは初めて見た!

(のちに道路が改修されてスイッチバックは無くなりました)。

 スイッチバックといえば、その姥湯温泉の麓にあるのがこちら国鉄奥羽本線の峠駅。現在の峠駅はこのスノーシェッド入って右側にありますが、かつては左側でスイッチバックして出入りする駅でした。

 こちらが旧駅。先のスノーシェッド内の反対側にもこのような平たんな場所があり、そこを使って折り返して列車は平たんなこの駅に停車。乗客が乗り降りしたらまた逆の手順で坂道に戻る寸法。現在は急坂でも発車しやすい電車が中心になったことと、昔のような長い編成の列車が無くなったことでスノーシェッド内の坂の途中に駅があります。

 ちなみに旧峠駅は山形県のWebサイトなどでも紹介されていて観光資源になっているようです。

 旧駅奥の加速線(いったん列車が入るところ)の手前にて。転轍機のレバーの残骸のようです。

 同、新駅方向を望む。

 旧駅の駅舎があった辺りの残された鉄骨。